私の大好きな音楽の話

みなさまこんにちは。栃木県よろず支援拠点スタッフの鳥井です。
今回はいつもと違って、私の大好きな音楽の話をしましょ。

特別定額給付金の10万円、みなさんはもう給付されましたか?されましたよね?
その10万円で何を買いましたか?もしかして他人には言えないものを買いました?うふふ。

私、買ってしまいました。
SONYのノイズキャンセリングイヤホン・WF-SP800N。
ノイキャンですよ、ノイキャン。しかも防水!もう最高です。ノイキャン素晴らしい!今、この瞬間もノイキャンです。料理中でも作業中でもトイレの中でもノイキャン。
あ~~♪わたしの~~♪のいぃぃぃきゃん~~♪
何が最高って外音がほとんど聞こえないんです。ちょっと危険です。しかし、安心してください。外音コントロールオフってモードもあります。その分、めちゃくちゃ音楽に没入できます。そして音質・臨場感、ともに神。ギターの「きゅっっ」って音まで鮮明に聞こえます。

ヨドバシカメラでひたすら視聴して決めました。あ、その節はご対応いただいた店員さんありがとうございました。おかげさまで今は良きミュージックライフを満喫しております。

いい音で音楽を聴くというのは大いなるヨロコビです。アーティストがリスナーへ伝えたいことがダイレクトに伝わる。そんな気がします。
まあ、エミネムなんかは、なんというか、伝わって欲しくない場合もあったりしますが・・・。
長いこと音楽はCDで聴く派だったんですが、このところMP3などのデジタルコンテンツも聴くようになりました。ようやくかよ!って怒られそうですが、今はもうスマホが普通の時代ですもんね。
waveってやつで聴いていた時もありましたね、ふーー、時代だな。

で、せっかく良いイヤホンを手に入れたので私のノイキャンで何かを聴こうといろいろ探していたんです。YouTubeとかで。あれは便利なんですよ。事実上、観られないPVはないんじゃないかってくらい大量に見つかります。

そして・・・・・。観てしまったのです。
あーーー、観なきゃよかったBTS(防弾少年團)!
K-POP界が世界に誇る音楽グループです。歌ってよし、踊ってよし、声もよし。なんかもう無理!

2013年のデビュー当時に聴いた時は「いやいや子供やで」って感じで軽くスルーしてたのに、すっごいオトナになってるし!2015年発表の名曲・「Dope」のPVで「ダンスうまいやんけー」とみょーに感心。「ON」(直近にリリースされたアルバムから)のPVでノックアウト。
オモワズウットリとミトレテシマイマシタ。ジミンちゃんサイコー。
もう毎晩観てます時間の許す限り。うふふ。

え? ええ、ええ。もちろん買いましたよ、BTSのニューアルバム「MAP OF THE SOUL7」。
ケースのでかい事!なんかいろいろ入ってますねー特典が。
え?いけませんか?見たい?しょうがないなぁ、ちょっとだけ見せちゃいます。

彼らが日本語で歌っているバージョンもあったんですが、あえて韓国語で歌っている輸入盤を買いました。
このへんは好みだと思うんですが、やっぱり母国語で歌ってくれた方がいいんですよぅ…。

しかしこれだけ日韓関係が冷え込んでいるのに、母国では大スターの彼らがなぜ日本語でCDを発売するのか?
それは日本の音楽市場の大きさに関係があるんですね。

世界規模で見た場合、音楽市場のNo.1はやはりアメリカ合衆国です。いわゆる「洋楽」で育った私としては、好きなアーティストの宝庫でもあります。
そして音楽界の最先端でもある。米国最強っす。
グラミー賞は毎年多くの関心を集めます。今年度のグラミー賞主要4部門を独占したビリー・アイリッシュのアルバム「When We All for Asleep, Where Do We Go?」もいいですよー。同じくグラミー賞を受賞しているエド・シーラン、アデル、ブルーノ・マーズもおすすめです。特にエド・シーランは日本人に合うんじゃないかな。
個人的には、エミネム、カニエ・ウエスト、ジャック・ホワイトが特に好きなアーティストですね。エミネムは悪意があって、お腹を壊しそうですが(笑。


そしてなんと、世界での音楽市場No.2は日本なんですね。
2019年の統計ですが、日本の音楽市場の売上総額は約3,000億円。アメリカは同年9,700億円ほどです。やっぱり米国最強っす。(アメリカでか過ぎだよ)。そんなアメリカですが、CDの売上は低迷しています。
というのも、2019年のアメリカの音楽市場は売上の80%をSpotifyなどのストリーミングが占め、iTunesなどのダウンロードコンテンツでさえやや減少傾向。え、iTunesってオワコンなの?
フィジカルフォーマットの売上は全体の9%ほどしかありません。これは世界的な傾向と言えて、本場イギリスでもCDの売上は20%ほど。世界はサブスク・ストリーミングの時代ですね。

ここらへんの音楽市場については、Musicmanのホームページに”海外の音楽事情”について書いたコラムをご覧くださいね。↓面白いですよ。

IFPI2019音楽レポート ※MusicmanのHPより

ところがどっこい、日本では事情が異なり、CDは音楽市場全体の51%を占めています。まだまだCD買う人多いんですね!うまうまと買わされた本人が言うのも何なんですが、世界的に見れば日本のCD至上主義はガラパゴスなんです。CDショップも日本では(減ってきたとはいえ)まだ6,000店舗ほどあり、2,000店舗を下回るアメリカをはるかに凌いでいます。
そんな事情があるので、韓国のアーティストが日本でCD(日本語Ver)を出すのも頷けます。そりゃちょっとくらいサービスしますでしょ。

———ではなぜ日本はそんなにCDが売れるのか?——————————-

「古き良き」を好む高齢化? 厳しい著作権管理とか?あるいはアイドルのCDのように「握手券」などのおまけもその一因かも。コンサートチケットの応募券とかもそうですよね。あれは買っちゃいますもん!ハズレましたけど、King Gnuと米津サンのに。
それにしても、日本のCDって高いんですよね。1枚3000円以上しますし。サブスクしようにもデータ通信料も高い!音楽離れがすすんでいるのも、その辺が理由なのかもしれませんね。

かようにして捻じれた音楽市場に我々は置かれているわけですが、何であれたくさんの良き音楽に恵まれていることは事実です。それは人生におけるちょっとした幸運と幸福。
聴かないのは損ですよ。この機会に、ぜひ、ノイキャンで。

それではみなさま、
ジェフ・バックリーの「Hallelujah」を聴きながら、ごきげんようさようなら。