学ぶことはリスクではなく、私にとっては重要なタスク(池田コーディネーター)

皆さま、こんにちは。
栃木県よろず支援拠点コーディネーターの池田です。

社会保険労務士としてよろず支援拠点では、主に人事労務や助成金の相談を受けています。敷居は低く、知識は高く、家族には優しく、自分にはもっと優しくをモットーに、頼れる専門家を目指しています。

1. 実は現役大学生

身長162センチしかないのに、飲み会の場ではなぜか168センチとサバを読んでしまい、ちょっとした罪悪感にさいなまれるも、大台(←っていっても170センチだけど)に乗せていないだけまだマシかと勝手に罪悪感を軽減させるコーディネーターの池田です。

しかし、コロナ禍ですっかりリアル飲み会もなくなりまして、流行に乗ってウェブ飲み会なるものにも参加しましたが、一瞬で飽きてしまい、最終的にはグラスの中に水を入れて、それを再び水で割り画面の向こうの参加者たちに、『焼酎水割(真実は水の水割り)』と称して酔ったふりして画面から早々に退出するなど、あらゆるシーンで人との交流の価値が下がったなと思うところです。

私の場合、交流といえば仕事関係だけではなく、学生や教授間の交流も重要です。実は、私、コーディネーター兼現役の国立大学生です。ちなみに同じ年に入学した同級生は、2年前に無事卒業しております。目下順調に2回留年中です。

初めてのブログ担当ですので、諸先輩方の過去ブログを拝見すると、仕事のこと趣味のことを書いていらっしゃるようで、私の方は他のコーディネーターにはない学生生活のことをあげていこうと思います。

2. 社会人の学生生活

私は、現在埼玉大学経済学部に籍を置いています。社会人になってから勉強にハマってしまい、このブログを書いている今は、後期試験とレポート作成から無事解放され、どんな単位認定結果になるかドキドキしつつ、落ち着かない日々を過ごしています。

コロナ前は栃木県から大学がある南与野まで通っていました。私が通っている大学は、21時まで授業があるものですから、ある日のスケジュールで言うと、16時に宇都宮を出れば、18時には大学に着き、6限目と7限目の授業を受けて帰ると。こんな日々です。 家に帰るのは大体23時、7限目終了後、クラスの仲間とご飯を食べに行き、終電に乗り込むと宇都宮に着くころには、午前様です。

東京出張の帰りに、昼間の講義を受けることもあります。特に新年度は首都圏のクライアント先での打ち合わせが多く、その帰りがけに大学の昼間の授業を受けて帰ることもしばしば。

新年度の授業で、特に新1年生が多数参加する授業にアラフィフな私が教室に入ると、ピリッとした空気感に。

そう、新1年生は、私を教授と勘違いするのです。入るや否や、『いや、オレも学生だから~』とキッチリと断りを入れて、教壇の反対側の学生席に座ります。

そこへ教授がやってくるのですが、明らかに一回り近く年下の新任の教授がいらっしゃって、学生席に座っている席の私をみて、『なんだろう?この人は?』と思ったのか『大学関係者の方でしょうか?』と声をかけてくれたりも。新任の教授からすれば、大学幹部の評議員かどなたかに見えてしまうのでしょうか。。。

3. 社会人になればなるほど学ぶことが必要

そんな中で授業に参加しているのですが、コロナ禍でコミュニケーションが楽になった反面、『何気ない会話や緊張感』がなくなったと思っています。これは学生生活だけではなく、仕事上でもそう。

現役大学生、社会人大学生、院生、教授方と密な交流がありましたが、今は授業のほとんどがオンラインになってしまい、熱量あったディベートもなく、単位認定試験もなく、論文やレポートもウェブ経由で提出となり、『やばーい、今日中にレポートボックスにレポート提出しないと!!』っていうドキドキ感もなくなりました。『学食でA定食(500円)ごちそうするから、ノート貸してよ!!』といった、二回り年下の現役生との重要なコミュニケーション、『先生、全部とは言わないから、半分ぐらい試験に出るところ教えてよ‼』といった、一回り年下の大学教授との駆け引きも無くなりました。

ただ、こんな世の中であるからこそ、逆に学びやすさはあります。各大学もウェブで学習することにシフトチェンジしており、社会人が学ぶ環境を整備つつあります。

社会人になってから学ぶことに大変意義を感じていて、社会人になればなるほど学ぶことが必要だと思っています。現役生とは違った学ぶ目的がはっきりしているからです。

20歳代、30歳代、40歳代と一つずつ大学に通っていますが、私自身、各々の世代で学ぶことはバラバラです。

ネット社会を良いことに、なんでも検索で済ませていませんか?コロナ禍だからこそ、時間の有効活用をし、自己の社会人としての成長と共に学ぶのはいかがでしょうか?