こんにちは!栃木県よろず支援拠点スタッフの柳田です。
毎日毎日、雨でジメジメ・・・。洗濯物も乾かないしイヤですよね~。
最近、就活で動き回っている子供と話をする機会が多く、将来は「商品開発に携わりたい」と夢をもっていまして、母として熱く夢を語れるのはいいな~と思う今日この頃なんです。
その商品開発でふと思い出したのが、数年前に読んだ、遠藤功著の「言える化」。赤城乳業が躍進する秘密を書いた本ですが、夢があるな~とちょっと興味をもった一冊です。その本に書かれているのが、誰もが知っている「ガリガリ君」アイスでは一度は食べた事があるほどの人気商品!!
ガリガリ君の製造元赤城乳業は、若手が早くからチャレンジできる会社で、発売3日で販売休止になったアイスを生み出したのが20代の若手社員と言われています。それが2012年に販売を開発したあのあのあのーーー「ガリガリ君のリッチコーンポタージュ」通称「コンポタ」なんで~す(( ´∀` )当時はコンビニに行ってもスーパーに行っても「コンポタ」がなかった!!アイスとポタージュの予想外の組み合わせが大受けし、商品供給が間に合わなくなってしまったそうだ!!あの時はたしかに「レンジでチン」して飲んだらおいしいとうわさになったような(笑)この発想はまさに赤城乳業が言っている「遊び心にあふれたアイスを届ける企業」ならでは!きっかけは、あるお笑いタレントが「コーンポタージュ嫌いな奴いないよね」とつぶやいたのが耳にのこり、コーンポタージュ味のアイス??!?!!いけるんじゃない!!と、
まさに若手社員の「あそび心」が動いた瞬間です!(その発想すっごーい)
若い人ならではの発想!思わぬことで、想像つかないことで、ヒラメキが・・・失敗を恐れずチャレンジできる、若手に託してみる、そして温もりのある放置プレイ。失敗しても挑戦させる。
まさに今、商品開発に若手を起用する会社が多いのそういうことなのかもしれない。
そのガリガリ君の誕生は当時「50円で売れる商品をつくれ」となり思い切って
●5割増しと大きくすること
●かき氷でつくること
●当たりを付ける事
●誰にも真似できない味をつくること
●ネーミングは斬新に
「遊びながら食べれるアイスがあれば子供が喜ぶはず」とワンハンド化は子供の目線で考えた独創的なアイデア、かき氷を食べるときにガリガリと音がするのに楽しさを加え「君」をつけたネーミング。これで「ガリガリ君」誕生です。
味はソーダ味、コーラ味、グレープフルーツ味の3種類。それが1981年、あれから何種類のガリガリ君が誕生したんでしょうか?数えきれないかも・・・。
その中でも元祖コーラ味とガツンとみかん、それにブラックチョコレートバーが私は好きですね~(笑)ガツンとみかんは少し溶けたらカップに入れ、練り乳を入れるのがポイント!ブラックチョコはチョコだけど甘すぎずさっぱり最後まで食べれるのがgood!そして少し溶けた頃に食べるのがいいんです。今では75円(コンビニ)ですが、それでも安いし、暑い夏にはガリガリと音を立てながら食べたくなる1本でしょ~(梅雨明けしたら絶対食べたーーーい)。また会社案内のメッセージに「働く人の満足なくして、お客様の満足なし」という考えのもと社員が夢とあそび心をもって仕事に取り組める体制をを整えてきたとあった。
我が子も「失敗してもまだまだチャレンジはできる」とプラス思考だし、私もある意味「温もりのある放置プレイ」・・・だけど迷っているときは背中を押してやっている(たぶん)。ゴールしたら守るしかないが今はゴールできるよう切り開くんだよ!と夢にむかって前進している。夢を大きくもっているその夢に一歩でも近づけるよう頑張っている姿を見守っていよう。
そして、相手の意見に耳を傾ける「聞ける化」があってこそ、「言える化」は成立する。「言える化」と「聞ける化」は表裏一体のものである。(言える化の本より)
よろず支援拠点で言うならば 事業者様がよろず支援拠点のコーディネーターに相談事を「言える化」、そしてよろず支援拠点のコーディネーターは事業者様の相談事を「聞ける化」、双方できちんと何度でも話せば必ず解決策があるはず、もちろんコーディネーターは事業者の声には耳を傾けきちんと答え、課題解決までサポートいたします。ぜひ一人で悩まずにご相談くださいとスタッフ柳田は言いたい。
栃木県よろず支援拠点 スタッフ 柳田