皆さま、こんにちは。
栃木県よろず支援拠点コーディネータの惠美須丈史(エビスタケシ)です。
私は、中小企業診断士としてアイデア発想法を駆使しながら事業構想、ネーミング、マーケティングプラン、経営課題の施策などを打ち出し、伴走支援を行っています。
今回は、強みと適性についてブログを書きましたのでぜひご一読ください。
1.自分の強み・適性を知る
皆さまは自分の強みや適性を理解していますでしょうか?自分の得意なこと、不得意なことを何となく把握している方はいますが、自分の強みや適性をきちんと理解している方は少ないように感じます。どうすれば自分の強み適性を知ることができるでしょうか?方法があります。適性診断テストや性格診断などの客観的な診断テストを受けることです。世の中にはたくさんの診断テストがあります。無償のもの、有償のものがありますが、どれでも良いので一度受けてみることをオススメします。
私がやったことがあるのはクリフトンストレング・テスト(前ストレングス・ファインダー)、エニアグラム、ウェルスダイナミクス、ハーマン・モデル(利き脳診断)などがあります。自分の思い込みではなく、客観的な診断だと非常に参考になります。
例えば私の場合ですがストレングス・ファインダーの診断結果は、34個の強みの資質の中でトップ5は1位 戦略性、2位 内省、3位 最上志向、4位 着想、5位 収集心でした。ウェルスダイナミクスでは直感的で外向型タイプの『クリエイター』という診断結果でした。
テストは違っても結果に相関性があったりします。私は戦略性が高くアイデアマンではあるが、細かな気配りをすること、調和をもたらすこと、精密な分析などは得意でない適性であることがわかりました。自分の強み・適性、思考のクセを知ることでどのようにしていけば、成果を出せて人間関係をスムーズに進められるかがわかり大変助かりました。
2.他人の強み・適性を知る
まず自分の強み・適性を知ることが必要です。そして次に他人の強み・適性を知ることが重要になります。他人の強みや・適性を知るのに一番早い方法は、身近な人にも同じ適性診断テストや性格診断を受けてもらうことです。
自分と他人が全く違う結果であることに驚くはずです。逆に驚くほど強みや適性が似ている人もいます。そういった診断テストに抵抗がある方には無理に勧めることはやめましょう。そういう時は相手がどんな強みがあるか、どんな適性であるかを推測するだけでも効果があります。なぜあの人はいつもああなのだろうかと疑問や不満を抱く場合は、強みや適性が全く異なっている可能性があります。その人の思考のクセを知り、その人に合ったコミュニケーションをすれば関係性が改善することもあるでしょう。そういったメリットから同一の診断テストを全社員に受けてもらっている企業もあります。自分と他人は見ている世界がそもそも違うことを理解することは、経営上においても極めて重要です。
3.強み・適性を活かした創業・事業推進を
人は一人では何事もなし得ません。自分の強み・適性を活かし、さらに他人の強みと適性を活かしたコラボレーションを行えば大きな成果を残すことができます。創業においても自分がどのような強み・適性なのかで創業のやり方が異なってくると考えます。
事業を推進する上でも組織内でのチームビルディング、組織外における連携で誰とどんなコラボレーションをしていくのかで成果が大きく変わってきます。自分がどのようなタイプでどのように事業を行っていけば良いのかを考えていきたい方は、いつでもご相談ください。