経営に役立つ情報の第八弾は、「国の令和3年度予算(概算要求)について」です。
9月30日に令和3年度予算の概算要求が発表されました。
今回は、よろず支援拠点が関係する経済産業省の概算要求について見ていきたいと思います。
経済産業省の概算要求については、令和3年度経済産業政策の重点、概算要求・税制改正要望についてから見ることもできます。
※画像をクリックするとPDFで見ることができます。
まず、今回発表されたのは「概算要求」となります。あくまで概算ということで今後変更の可能性がありますのでご注意ください。今回の概算要求をもとに経済産業省が財務省と調整を行い、例年3月に正式な予算が発表されるという流れです。
今回の概算要求では、よろず支援拠点の事業費も「中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業」として概算要求がされています。つまり、経済産業省としては、令和3年度もよろず支援拠点を設置したいと考えているということになります。他の事業費との調整で最終的な予算額が変更される可能性はありますが、現時点では来年度も継続となる見込みです。
このように概算要求を見るまで来年度の事業がわからないので、関係機関はこの概算要求をチェックしています。
そんな中、3年間通して予算を確保しているのが、「中小企業生産性革命推進事業」です。こちらは、ものづくり補助金・持続化補助金(一般型)・IT導入補助金の事業費となります。令和元年度補正予算で計上されており、上記のポイントをまとめた資料には、中小企業生産性革命推進事業(中小機構運営費交付金)【3,600億円<R1補正>】と記載されていますが、3,600億円は3年分の予算のため、令和3年度分の予算は1,100億円程度となると思われます。
ものづくり補助金・持続化補助金については、令和2年度補正予算により、事業再開枠が設けられましたが令和3年度も引き続きあるのかは概算要求の資料からはなんとも判断できません。
今公開されている公募内容で持続化補助金の申請を検討されている方は、今年度最後の申請受付となる12月10日(木)締切の第5回で申請をご検討いただいた方がいいかと思います。
前回のブログ「持続化補助金<コロナ型>申請書作りを体験してみました。」でスタッフの鳥井さんが申請書の書き方について書いていますので参考にしてみてください。
さて、個人的なオススメコーナーです!
9回目となる今回も、定番となりつつある「離島」を紹介します。今回も前回に引き続き、近場の離島をご紹介します。
なんと、水道水は海底を通って新島から来ています。
今回は、東京都の伊豆諸島にある「式根島」をご紹介いたします。
式根島観光協会HPは☜こちら
伊豆諸島とは、大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島のことを言います。
伊豆諸島の中では、大島、新島、三宅島、八丈島あたりが有名どころでしょうか。
ちなみに第5回ブログで八丈島については紹介しています。「BCP(事業継続計画)」策定のススメ
三宅島は噴火で有名ですが、伊豆諸島の島は噴火によりできた島が多いようです。海沿いに岩場が多いのもその影響だと思われます。
式根島は、周囲約12㎞、面積約4km2と前回紹介した粟島の半分以下の小さな島で歩いて楽々島一周できてしまいます。
式根島までのアクセスですが、東京の竹芝桟橋からジェット船で3時間または大型船で10時間となります。
私は大型船に乗りましたが大型船は夜出発します。揺れも少なく、ぐっすり眠ることができました。船から見る朝日は気持ちいいですよ!
朝9時頃に着きますが宿を予約している場合は、港まで迎えに来てくれます。私は、時間があったので宿まで歩くことにしたのですが、港から中心部に向かう道が急な坂道となっているため、迎えを頼むことをおススメします。
ちなみに私が泊った宿は、「清水屋」さんです。ロビーに漫画が充実しているので雨の日は漫画を読みながらのんびりもできます。私もお世話になりました(笑)
式根島の特徴といえば、24時間無料の露天風呂(温泉)が島内3箇所あるところです。すべて水着着用で入ることができます。 私は年末の風が強い日に行ってしまい、寒さのあまり入ることを断念しました。
海辺にあるため、夏に海水浴をしながら入る人が多いようですね。
右の写真は、石白川海水浴場です。白砂が美しく輝く式根島最大のビーチとなっており、上記の露天風呂や商店に近く、便利な海水浴です。曇っていたので写真では分かりづらいですが、海の透明度は高いです。岩が多いところなので魚も多くいるみたいですよ。
その他、3つの海水浴場があり、そのうちの一つの泊海水浴場(下の写真)は、平成13年に『日本の水浴場88選』に選ばれた美しい海岸線を誇るビーチとなっています。
写真は、式根島観光協会HPから引用
式根島観光協会HPには、観光協会オススメモデルコースも掲載されています。式根島を満喫できるコースになっているのでとても参考になりますね。
旅行の計画を立てる時にせっかくならいろいろな島を周りたいという方も多いかもしれませんが、私も島に行くなら2泊以上をおススメします。特に朝と夜がその島の雰囲気を感じることができるのでぜひ。
栃木県よろず支援拠点 スタッフ 相馬