皆さまこんにちは!
栃木県よろず支援拠点コーディネーターの綾部と申します。
今年度4月からよろず支援拠点にてコーディネーターを務めさせて頂いております。 皆さまの相談が解決できるよう1件1件丁寧に対応させていただきますので、何卒宜しくお願い致します!
今回は消費者の気持ちを3つ理解することで、自社商品が消費者に届く仕組みについてお話させていただきます! 尚、飲食店等だけでなく、人を介するあらゆる商売において有効ですので、参考にしてみて下さい!
抑えておきたい3つの消費者の気持ち
1.『極端回避性』
プレミアムラーメン1500円
ラーメン 1000円
素ラーメン 700円
値段が異なる3種類の商品が並んでいるとき、
人は真ん中の商品を選ぶ傾向が高くなります。
松竹梅の法則とも呼ばれるこの心理は、ついつい私も選択してしまいます・・・
「1500円はさすがにラーメンで使える金額じゃないよな・・・」
「安すぎるとちょっとお店に悪いよな・・・」
いつもこんな感じで頭で考えて無難に中間メニューを頼みます 笑
2.『タダやまとめ買いの魔力』
欲しい商品は1つ、でも、あと1つ買うと送料がタダになるから買っておくか!
まとめて買えば30%引きかぁーお得だから買っておこう!
こんな経験てないですか?
これはタダや、何%値引きの魔力に捕まっている証拠です!
結果的に総支払額が増えている為、本来必要でもないものも買ってしまう効果です。
買うか買わないかではなく、いつのまにか何個買ったら得なのか?に選択がすり替わっています。 わかっていてもやめられない私です・・・
3.『ザイオンス効果』
人は接する回数が多いほど好印象をもつ心理です。
飲食店の例をあげさせていただきます。
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
「今日は雨で暇なので、広い席使っちゃってください!」
「はい!おしぼりとメニューこちらに置いておきます!」
「こちらのドリンクは私からのサービスです!足元が悪い中来店していただき嬉しかったので!今日のおすすめは・・・」
「お待たせしました!おすすめの〇〇です!」
「おすすめの〇〇はお口に合いましたか?」
「こちら冷たいおしぼりです!どうぞ!」
「お会計ですね!有難うございます!」
「またいらして下さいね!足元悪いのでお気をつけて!」
あくまで接する回数が重要で、1ターンの時間は加味されない点が面白いですよね!お客様接点が少ないお店よりも、お客様接点が多いお店のほうが、総じて好感がもてるということらしいです! (私はやりすぎはかえって良くないので、程よい回数が良いと思う派です)
職場や学校恋愛からそのままご結婚される方が多いのも納得ですよね!
このように、商品がお客さんの手元に届くまでにいろいろなテクニックが使われているのは驚きですよね!地味でマメなことかもしれませんが、この積み重ねがお店の売り上げを支えていますので、是非参考にしてみて下さい!
栃木よろず支援拠点では、各分野の専門家が在籍しておりますので、お困りのことがございましたらお問い合わせください!