創業時に準備するべき自己紹介アイテム7個(馬淵コーディネーター)

 こんにちは。栃木県よろず支援拠点でコーディネーターをしております馬淵です。

 ホームページの設計や、それらに付随するデザインについて担当させていただいております。

 仕事を始めるにあたって、資金繰りをクリアしたり、物件を決めたり、道具を揃えたり・・・。仕事の準備はできたけど、いったいどうやって営業したらいいの?

 というお悩みを最近よく耳にします。

 まずは、お仕事を始めたことをお知らせするためにご挨拶できるアイテムを準備しましょう。ここで作る時に気をつけたいのは、「認知」「宣伝」をきちんとできるものであること。

 自分が何者で、何が、いくらでできるのか。

 お客様が安心してお仕事を依頼できる情報を準備しましょう。

1.名刺

 最近はデジタルの名刺も増えつつありますが、まだ紙で名刺交換する文化は強く根付いています。
 特にターゲットがシニア層である場合は、紙の名刺を作っておいた方がスムーズにご挨拶ができます。

 せっかくなので、紙やデザインにこだわって作ると、お渡しした時に話のネタになったりします。話がはずんで、お仕事に繋がるきっかけになるかもしれません。

2.封筒

 書類を送付したり、請求書を発送したり、お客様の手元に何度も届くのが封筒です。定期的    に目にしてもらえる機会があるので、記憶に残りやすいアイテムとなります。

 ロゴや社名など必要情報をきっちりと記載しておくことで認知度アップが期待できます。

3.パンフレット

 どんな仕事を行っているのか、取り扱っている商品やサービスは何なのか。

 パンフレットはどこかに置かせてもらうことも可能なので、一人歩きして宣伝してくれる優秀な営業ツールです。

 大きく分けると「会社案内」と「サービス(商品)案内」となります。

 目的と役割を考えて、情報がごちゃ混ぜにならないよう気をつけましょう。

4.開業あいさつ状

 いままでお付き合いのあった方などに、創業したことをお伝えする場を一人ひとり儲けるのはなかなか困難です。

 職種によってはメールでのご挨拶でも構いませんが、コンサルタントや、いわゆる士業と言われる業種の場合は、郵送であいさつ状を送ると信頼度アップにも繋がります。

5.ホームページ

 仕事を依頼するか検討する際に、まずはインターネットで検索されることが多いです。その時にホームページがないと、「あれ?まだ開業前なのかな?」「創業するのをやめたのかな?」と誤解を招いてしまいます。

 名刺や、パンフレットには紙面という限りがありますが、ホームページなら紙媒体には載せきれない情報を載せることもでき、動画を載せることもできます。

 また、事業内容や費用など変更があった際にも、すぐに最新の情報に変更することが可能です。会社としての信頼度もアップしますのでぜひホームページを開設しておきましょう。

6.SNSアカウント

 どんな職業でも必須になりつつあるのがSNSです。飲食店などの場合には、ホームページは作らず、SNSだけで集客からご予約のやり取りまでが可能です。

 たくさんのSNSがあるので、ターゲットとなるお客様が多く利用されているSNSを選んでアカウントを開設してみましょう。

7.ロゴ

 そして、全てのPRアイテムに共通で入れておきたいのがロゴです。

 ロゴマークは、言葉や文章以上に見た人の記憶に残ります。あなたや、サービス/商品のコンセプトや想いをロゴマークで表現し、「ロゴマーク=企業・商品」として認知されるものとなります。会社や商品・サービスのシンボルとして大きな影響力を持つようになります。

 名刺を作るタイミングでロゴを作って、パンフレットを作る時にも別のロゴを作って、SNSを始める時に新しくアイコンを設定して・・・毎回異なるマークがついているケースも見受けられます。

 ロゴマークは会社の成長や時代に合わせて変化していくものです。ただ、その都度なんとなく変化させてしまうことはお勧めしません。

 想いやコンセプトが詰まったロゴを記載しましょう。

 栃木県よろず支援拠点では、名刺、チラシ/パンフレット、ホームページ、SNSなどPRツールで迷った際のご相談もお受けしております。

 作り始めたけどつまずいてしまった、そもそも何から手をつけていいか分からない場合には、お気軽にご連絡ください。