栃木県よろず支援拠点のチーフコーディネーターの須田です。
昨年度、栃木県よろず支援拠点のチーフコーディネーターとなり、今年で2年目を迎えます。昨年4月の就任当初には新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言の発出を受け、栃木県よろず支援拠点では初めてテレワークを実施するなど、これまでとは異なった拠点の運営を強いられ、無我夢中で拠点の運営をしてきました。その中で実施機関である栃木県産業振興センターをはじめとする支援機関の皆様の協力により、なんとか相談者の皆様に満足いただける相談対応ができたと自負しております。
今年度も引き続き、相談者の皆様に満足いただけるようコーディネーター一同きめ細やかな相談対応をしていきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
さて、ご存じの方も多いかと思いますが、よろず支援拠点は、中小企業、小規模事業者の皆様からの、経営上のあらゆるご相談にお応えするために、国が全国に設置した無料の経営相談所です。栃木県よろず支援拠点は、平成26年6月に開設され、今年で8年目を迎えます。
相談件数は年々増加しており、令和2年度の相談件数は初めて1万件を超えました。栃木県よろず支援が中小企業、小規模事業者の皆様にとっての頼れる相談窓口として浸透してきているなと改めて感じるところです。
栃木県よろず支援拠点では、中小企業診断士14名を中心にITコーディネータ、ウェブ解析士、デザイナー、フードディレクター、社会保険労務士、弁護士、税理士の総勢27名のコーディネーターを配置し、日々相談対応を行っておりますのでお困りごとがありましたら栃木県よろず支援拠点までご相談ください。
令和3年4月から新たに3名のコーディネーターが加わりましたのでご紹介します。
こんにちは!中小企業診断士の潮一生(うしお かずお)です。このたび、栃木県よろず支援拠点のコーディネーターに就任しました。毎月第一と第三火曜日に、那須塩原市商工会内にあるサテライトオフィスを拠点に活動しています。
私は「経営実務家」です。経営実務家は、戦略コンサルタントが社長(CEO)や管理本部長(CFO)などの職位で企業の中に入り込み、一緒に会社の基礎をつくったり体質改善に汗を流したりする職業で、自分でそう名乗っています。私の経験・スキルや行動特性が貴社のニーズにマッチし、社業のご発展に大きく貢献できれば幸甚です。
今年の4月から栃木県よろず支援拠点のコーディネータ―に着任しました中小企業診断士の上邑芳和(うえむら よしかず)です。
前職は電機系メーカーに所属し、プロセス開発や製品設計製造技術、営業技術あるいは資材・購買(VA・コストダウン等)に従事していました。中小企業診断士としては2004年から活動しており、経営革新計画、事業再生支援、創業支援、補助金支援、個別経営支援等に関わってきました。支援した会社の業績が改善していくと嬉しいものです。
製造業、運送業、建設業等の支援が中心でしたが、マッサージ業の経営改善計画の策定や創業ではサービス業系の支援も行っていました。毎週水曜日に大田原商工会議所をサテライトとして相談対応を行っています。お気軽にお問合せください。
皆様初めまして、今年度から着任しました渡邉勝之(わたなべ かつゆき)と申します。専門はIT活用です。ひとえにIT活用といいましても、販路拡大・業務効率化など対象範囲は多岐にわたるかと思います。
これまで主に県北地域を中心として、ITコーディネータのスキルを活かしながら、様々なケースの支援をさせていただきました。業種も多種多様です。私の専門としては製造業ですが、飲食・サービス業のかたを支援させていただくケースも多いです。
まずはどこから手を付けるかを共に考える場合もあります。IT活用はハードルが高いと思われがちですが、決してそのようなことはありません。ぜひご相談ください。
※本稿は、公益財団法人栃木県産業振興センターが発行する情報誌「産業情報とちぎ」7月号に掲載された内容です。